神戸外国人居留地返還100周年記念

ー開化の西洋料理を食べるー


このたび、神戸のイギリス領事館が1902(明治35)年に発行した西洋料理のレシピ集が見つかり、これに基づき、神戸女子大学「文明開化のレシピ」研究会 (神戸女子大学家政学部 梶原 苗美教授・林 利恵子助教授)と神戸外国人居留地研究会(代表 神木哲男神戸大学名誉教授)では、当時の料理を復元してみました。
*「高等料理法」エ・エム・チャーメルス、イ・エフ・クロウ著(神戸市英国領事館内)
明治35年11月1日 立教学院活版部 発行 (ケンショク「食」資料室 所蔵)
 


和蘭ミツバスープ(セロリのポタージュ)
【調理方法】
@セロリは薄く切ります。
A鍋にセロリ、塩、砂糖、熱湯を入れて約30分煮ます。
Bミキサーにかけて鍋に戻し、スープストックを加えてさらに弱火で2〜3分煮て、最後に生クリームを加えます。
材料 4人分分量
和蘭ミツバ(セロリ) 2本(200g)
0.5g
砂糖 小さじ1
熱湯 カップ21/2
生クリーム カップ1/4
淡いスープストック カップ1/2


ケジェリー(タラとゆで卵のピラフ)
【調理方法】
@タラに塩(少々)、コショウ(少々)、をし、浅鍋にバター(適量)を塗って並べ、白ワイン(小さじ2)をふりかけ、すたをして蒸し煮にします。
A卵は、5〜6分ゆでて、半熟にします。
Bすべての材料を混ぜ合わせ、フライパンで15分炒めます。
材料 4人分分量
生の肴(タラ) 80g
80g
バター 20g
4個
唐辛子(輪切り) 1本
0.8g
コショウ 少々
マスタード 小さじ2
レーズン 20g


ビーフリソールス(ローストビーフ ボール)
【調理方法】
@ローストビーフ:牛肉は塩(小さじ1/3)、コショウ(少々)をし、フライパンにサラダ油(小さじ1)をしき、各面約1分ずつ焼き、皿に取って冷まします。
Aローストビーフは細かく切り、パン粉、塩、コショウ、ハーブス、卵を加えて軽く混ぜ合わせ、これを12個(1個約20g)に分けて丸くします。
B油を温め、少しとび色になるまで揚げます。
C皿に盛り、パセリを添えます。
材料 4人分分量
牛肉(ローストビーフ用) 160g
生パン粉 80g
0.7g
コショウ 少々
1/3個
ハーブス(タイム・ローリエ) 少々
揚げ油 適量
パセリ 1枝


パンケーク(クレープ)
【調理方法】
@ボールに卵を入れてよく泡立て、小麦粉、塩、牛乳1/3量を入れてよく混ぜ合わせ、残りの牛乳を少しずつ加えます。
A小さいフライパンを火にかけ、バターを少し入れて、1の生地を玉杓子を流し入れて少しきつね色になるまで焼き、裏返して少し焼いて皿に取り、巻いて盛り皿に並べます。
Bフライパンにバターを少し入れて生地を流して、2を繰り返します。
C盛りつけたクレープの上に、粉砂糖をふりかけ、冷めないようにしておきます。
材料 4人分分量
2個
小麦粉 100g
ひとつまみ
牛乳 カップ11/2
バター 適宜
粉砂糖 適量


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